ロハスカフェさんのMy農家へ取材に行ってきました!
- 2012年01月29日
- マルシェあれこれ
上新庄マルシェのメインの一つ、ロハスカフェさんの野菜。奈良県産の低農薬野菜で、木村店長のご親戚が育てている美味しい野菜です。
1月28日にロハスカフェの木村店長の野菜の仕入れに同行させていただき、このMy農家を取材をしさせていただきました。
場所は奈良県葛城市。観光地としても有名な当麻寺(たいまでら/當麻寺とも書きます)がある場所です。穏やかな雰囲気で、大阪市内とはちがう空気が流れていました。
地域的には水はけの良い土壌のため、芋類の栽培に向いているそうです。
この地域には木村店長のご親戚が多く、色々と作っておられます。これらを一括して木村長晴さん(以降、長晴さん)に対応していただいているそうです。
長晴さんは長晴さんのおとうさんから農業を継ぎ、今年で5年目だそうです。現在栽培しているのは、キャベツと白菜とお米と苺。上新庄マルシェではおなじみのこれらは、長晴さんの手によるものです。
お話をさせていただきましたが、とても柔和な方でチャーミングな印象を持ちました。
ちなみに、白菜とキャベツの美味しい食べ方を伺った所、「生でそのまま」というご返答でした。野菜本来の味わいが楽しめますし、なにより甘みを味わえるそうです。
今回お邪魔した長晴さんのお宅には、木村店長もよくいらしたとのこと。
上の写真の場所は、子供の頃にスイカ割りをした思い出の場所でもあるそうです。子供の頃の記憶では広かたっ軒先も、大人となった今では狭く見える、と木村店長が感慨深そうに仰っていました。
さて。以下は主に長晴さんの育てておられる野菜のご紹介です。上新庄マルシェに並ぶ野菜がどこでそだっているのかをお分かりいただけると思います。
なお時期やタイミングの問題で、残念ながら収穫寸前の溢れんばかりの写真ではありませんので、予めご了承くださいませ。
まずは苺。苺はビニールハウスで水耕栽培をされています。
非常に広く、中は一定の湿度や温度に保たれていました。
まずはさわやかさ酸味と甘みの古都華(ことか)。味のバランスがよく、瑞々しさが味わえます。
水耕栽培という事で、写真のような状態になっています。
続いて、ほっぺたが落ちるほど甘くて美味しいあすかルビー。
マルシェでも人気の一品です。
実は、このハウスの住人は苺だけではありません。受粉に重要な役割を果たすミツバチもいます。
ハウスの隅にミツバチの巣箱が置かれており、忙しく飛び回っています。彼らがいなければ苺はできませんので、とても大切な一員です。
ちなみに、このミツバチは養蜂場さんからのレンタル。こういうレンタルもあるのですね…。
伺って驚きましたが苺の花には蜜が無く、蜂が飢えない為にこの養蜂家さんが巣箱に蜜を入れに来られるそうです。ミツバチを養う為に巣箱に蜜を入れる。とても大切なひと手間です。
次はほうれん草の畑です。こちらは収穫前のものが撮影できました。
なお、ほうれん草は長晴さんではなくほかのご親戚の方が作っておられます。
上新庄マルシェではなんどか登場しているロマネスク。ロマネスコともいいますし、連山ブロッコリーともいうようです。確かにブロッコリーと同じ様な生え方していました。
味の美味しさもさることながら、なんといってもこのフラクタル形状が一番の特徴でしょう。フラクタルを簡単に説明すると「どこまで拡大しても同じ形」となるかと思います。気になる方は実際にじっと見つめてみてください。この繊細な作りに驚くはずです。
こちらは通常のブロッコリー。おなじみの野菜ですね。
キャベツと白菜に関しては、収穫がおわった後でしたので上のような写真になります。
実際にはここ一面に実っていたとお考えください。
こうして収穫した苺や野菜を箱やパックに詰めておられます。
今回木村店長が仕入れた野菜の一部です。実際には他にニンジンやネギなども。これらの野菜が、上新庄マルシェに野菜がならぶことになります。
作られた場所が目に見えると、マルシェに並ぶ野菜にも愛着がわいてきますね。
以上が今回の特別取材でした。
お忙しい中、写真撮影やインタビューに答えていただいた木村長晴さんには大変お世話になりました。この場を借りましてお礼を申し上げます。
誠にありがとうございました!
今後とも、おいしい野菜をおつくりいただけけることを願っております!